2012年5月24日木曜日

「おれの屍を踏みしめていってくれ」

どうも。
今回は造型メモです。ネタは随分前からデキてましたが書くヒマがなくてようやく。

ダラダラ長くて自分でも面倒になったので縮めました。


・「キャストとかレジンってなんなの?」(デコやアクセ作りで出てくるアレ)
・熱エネルギーを利用した造型の効率化~失敗編~その1 

は次の記事にします。


お題は「熱エネルギーを利用した造型の効率化~失敗編~ その2」

熱を加える(=温度を上げる)と化学反応が促進されます。それを利用した効率化についての失敗例です。
みんな、やりすぎは注意だ!!

右のリンクでご紹介している、サンダー氏のスカルピー解説「野望の王国」では私の常識がひっくり返るようなテクニックがいくつも紹介されていました。
スカルピーで遊ぼうという皆さんは興味深い記事ばかりだと思います。ぜひどうぞ。

さて
その中で、早速使ってみたテクニック!
「缶サフをお湯で温めよう!」
実践しましたよー。

これスゲーのなんの!
まずね、サフの音から違う。常温だと吹く時の音が「プシュ~」なのに対して「シャッッ!!」に変わります。すげぇ!
素晴らしい情報をありがとう!!!!!

方法は缶入りのサーフェイサーを缶ごと湯せんで温める。
容器にお湯を入れ、サフ缶を入れたら温まるまで待つ。温まったら中身を振って混ぜ、中まで温まってないようなら温まるまで繰り返す。




そんで、どんな効果があるかというと、まず乾くのが早い。めちゃ早い。それから熱で缶の内圧が上がるので塗膜が薄い。これが一番凄い。

乾くのが早いから(5分ぐらいで次吹ける)作業の効率があがり、ガンガンすすめられる。お湯沸かす手間なんて乾燥待ちの時間で「おツリが来て」余っちゃう。
でさ、私サルなので、缶の温度をジャブジャブ上げまくったわけよ。
そしたら缶の上の白いトコが勢いよく吹っ飛んだ。ついでに指の皮を削って行った。

これ。


わかります?

これ。
コンベックス(  [( ) であるところが、みるからにコンケーブ(  [) ) 。

バゴッ! って音がして変形しました。
まずは熱反応を止めて冷やさねばならんとカップから引き上げようにも熱くて持てなかった。指の皮だけで済んでよかったよ・・・。
多分缶の温度が80度超えてた。素手で持てなかったもの。


まとめ
・素手で持てないほど温度を上げるな(せいぜい60度ぐらい)



くれぐれも、やろうって方は自己責任で。

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