2016年2月6日土曜日

週末記 ~キング

 おさるさんのフェーブとよい子さん。

フランスの伝統的な、ニューイヤーのお楽しみ「ガレット デ ロワ」をティールームでいただいてきました。

ガレットデロワはフランスでお正月に食べる、お楽しみケーキの名前です。
お雑煮ほど多様性はないようですが、地方によって何で作るか数種類あるようですね。

お楽しみというのはホールケーキの中に「当たり」が一つ潜んでること。
その「当たり」は「フェーブ」と呼ばれています。豆という意味で昔はソラマメを入れてたようですが時代が下って豊かになり、現在のような多種多様な宝物ともいえる小さな陶像となりました。

ホールケーキのなかに当たりが一つ。
そしてケーキと共に紙でできた王冠も。

ケーキを食べるのは家族や親しい人とのパーティーで切り分けて楽しむそうで、当然パティーの参加者の数に切り分けます。切り分けたケーキは、その場にいる人のなかで一番若い人(大抵子供ですね。喋れる年齢の。)が机の下に隠れて「このケーキは誰のもの?」と 問いかけ、それに応じてサーブするそうな。   切った人は分かっちゃうかもしれないもんね。

そうして切り分けられたケーキからフェーブを引き当てた人は、紙で出来た王冠を冠し、その日一日王様・女王様としてみんなから祝福され、その年一年よい事がある という話です。


・・・なぜかわたくしツイていて、他の同席してくれる友達を差し置いて3度目の当たりを引いてしまいました。おかしいな・・・。だいたい4人で毎年楽しんでおり、家族と行った時も引き当てており・・・ケーキは8カットなんですが、いやきっとラッキーが多い年になるでしょう。

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